2011/10/26

もうすぐ閉幕…

こんにちは、地域広報のたかしまんです。

もうすぐこの展覧会も終了ということで、

大きなトラブルもなく無事に終われそうなことにホッとするとともに、

あっという間だった3週間に想いを馳せるとなんとも感慨深い気持ちです…

ともかく、先週の松の湯も週末を中心に賑やかな日々でした。




10/22(土) 展覧会15日目

いつも平日に受付に行く時はほとんど閉まっている、この素敵なお店。

タニシKさんの映像作品でも取り上げられていた無添加焼き菓子のお店です。

タニシさんが受付のボランティアスタッフのために差し入れてくれたこともあるので

かなり美味しいのは知っていて「自分でも買って食べたい」と思っていました。

この日、たまたま開店時間に出くわしたので、一風変わった「コショウのクッキー」を購入しました。

お店の方に「あんまり甘く無いクッキーです」と言われてはいたけれど、

黒コショウのピリッとしか辛さがクッキーとは思えず、食べてビックリ!

でも癖になる味だな~、とついつい食が進み、ほとんど自分ひとりで食べていました。

スタッフへの差し入れのつもりが…



チラシも置いて頂きました。

可愛らしい内装に、どピンクのチラシは浮いていましたね…ありがとうございます。

ところで今、松の湯のコインランドリー向かいにある樹木に、立派な花がブラブラ下がっています↓



「チョウセンアサガオ」というのだそうです。タニシKさんが教えてくれました。

花が大きいからとっても目立つし、何より花の香りが強烈です。夜になるとますます綺麗に咲きます。

花の形といい、香りといい、ユリの仲間かと思ったら、名前が「アサガオ」、なのに夜キレイ…

工藤さんはタニシKさんの言うことを「信じられない」といって、

携帯で検索してまで確認していました。

まだ咲いていますから、松の湯にお越しの際の目印にして下さいね。




10/23(日)  展覧会16日目

22日は午前中に雨が降ってしまい、前半の客足に響きましたが、

今日は朝から気持ちの良い天気。

ご近所の地蔵通り商店街が「ふるさとまつり」というイベントを開催するので、

「おまえはどうなんだ?展」のチラシも配布させてもらいました。

副会長の時計屋さんにご挨拶に行くと、メイン会場に東北地方の特産品コーナーや屋台が並んでいました。



この付近が一番の賑わいスポットでした。

「こんにちは~展覧会やってま~す」と子連れからお年寄りにまで、

興味を持って立ち止まってくださった方には

誰かれ構わずチラシを配りまくり、あっという間に配布終了。

中には「あ、このチラシ知ってる!」という子ども達もいたので

「子どもは無料だよ♪お家の人も誘って来てね!」としっかりアピール。

今日はお祭りなので、普段は日曜日定休のお店も模擬店を出して、大変な賑わいでした。

左上のお肉屋さんは、タニシKさんや広報も取材させて頂いたゴローさんの働くお店。

今日もお店の横に休憩所を作り、ミニライブを行っていました。

ちなみに右上はおせんべい屋さん。今日はイカ焼きやさんに変身。

チラシ配りの後、メイン会場から少し離れた場所へ立ち寄りました。


 
ここは先週から開店した、「子どもの溜まり場」です。

地蔵通り商店街の空き店舗(以前はお豆腐やさん)を改装して作られた場所で、

駄菓子なども販売し、中は子ども達が自由に遊べるスペースになっているので、

今日も子ども達がたくさん集まっていました。

実はこのプロジェクトには、今回展覧会に参加している岸井大輔さんが関わっており、

それがご縁で、私も時たまプロジェクトの打合せなどに参加させて頂いてました。


以前は廃屋だったのに(また写真が縦にならない…)、

こんなに素敵な場所へ生まれ変わるとは、想像できませんでした。

関わっているボランティアの皆さんの働きも素晴らしいのですが、

こういった形で地域貢献・地域還元していこうとする商店街の姿勢には

本当に感心しました。


展覧会が終わったら、今度はこちらのボランティアに来ようかな…

自然にそう思える位、商店街の皆様方にはお世話になりました。

本当にありがとうございます。


会場から戻ってきたら、工藤さんのお友達がたくさん集まっていました。

ご結婚し、お母さんになっている方もいましたが、お子さん連れで楽しんでいかれました。

その時の和室はちょっとした育児休憩室と化していて、

「こんな賑やかな展覧会、見たことないし、素敵だな~」と、関係者ながら思いました。

私の友人も前日に子連れで来場してくれましたが、

「工藤さん始め皆さんで息子を可愛がってもらい、その上久しぶりに芸術鑑賞も出来た」

と、喜んで帰っていきました。

お子様連れの皆様も遠慮なく、ご家族で遊びにいらして下さいね。

中学生まで無料でご入場頂けます。


工藤さんのお友達はアーティストトーク前にお帰りになりましたが、

差し入れにこんな可愛いマシュマロのお菓子を置いていってくれました↓



見た目が可愛いし、普通のマシュマロより何倍も美味しい♪

後で工藤さんが作家の皆さんにもお配りしていましたが、

この日のアーティストトークは女性作家が多かったせいか、

「実は勝手に空けて食べちゃおうかと思ってた!」という位、皆さん喜んで召し上がっていましたね。





…今日を入れてあと4日。

楽しい日々もあと僅かと思うと寂しくなりますが、

ご来場の皆様、一人一人に心をこめてご案内いたします。

お仕事帰りにでも、ぜひお立ち寄り下さい。


追伸:おぼつかないながらも作品解説が出来るようになりました


投稿:たかしまん 

2011/10/24

10月23日アーティストトーク

のぎすみこ、池田聖子、窪田美樹、大木裕之、タニシKによるアーティストトーク2日目を行いました。
1日目にも増して沢山のご来場者の中、参加作家5名がそれぞれの作品についてを語りました。

作家からコンセプトや制作の過程を直接聞くことができ、作品との距離もぐっと縮まったのではないでしょうか?


作品名「コード」に託した思いを伝えるのぎすみこ





「おまはどうなんだ?展」という展覧会名に対する決意を語る池田聖子






参加作家との関わりによってこそ生まれた作品を語る窪田美樹
ひとつひとつのモノ、それぞれにまつわるコトを語る大木裕之


地域の方々への取材を通して得た成果を語るタニシK

残り5日となりました。

 「おまえはどうなんだ?展」たくさんの方にお越し頂き、日々感謝しています。
さて、早いもので残すところあと5日となりました。
最終日の29日(土)は多くの参加作家スタッフが会場にいる予定です。
ぜひたくさんの方とお話を交えながら、作品を通して
展覧会を盛り上げて行ければ幸いです。
最終日はタニシKとのぎすみこのパフォーマンスを予定。
19時からは簡単なパーティーを浴室でおこなう予定です。

ぜひみなさまご参加ください。

2011/10/23

ちゃぶ台のはなし (ガレージセール@池袋)

展示会場の和室通称レストルームには、窓際には作家黒野裕一郎の作品、
壁面には作家のポートフォリオや関係書籍、
ロッカーには広報企画の「おまえが表紙」の雑誌があります。
そしてどことなく来場者やスタッフたちのくつろぎの空間になっているのは、
この昭和レトロ感漂うこのちゃぶ台の存在。
 
実はこのちゃぶ台、池袋にある古着屋さんがご厚意で
貸してくださっているものなのです。
ちゃぶ台を求めて旅に出た広報スタッフが自宅からおよそ40分のところで
この光に導かれ、巡り会いました。
店内には古着をはじめ、年代物の家具やリメイク品が所狭しと
並んでいます。

ガレージセールさんありがとうございます。

ガレージセール
アメリカ家具 古着 リメイク
豊島区池袋3-44-7 不定休(17時−26時)
tel:080-5674-8080


10/22 白川昌生×小泉元宏 シンポジウム!

 22日(土)19時より和室(レストルーム)でおこなわれた
【白川昌生(美術家)×小泉元宏(鳥取大学地域学部専任講師)シンポジウム】
 「地域、生活、想像力」をテーマに語り合う熱い夜になりました!
 1階が営業中の銭湯ということがあって、暖房いらず。(冷え性の私でもあつい!!)
ドイツにいた話、群馬に移動してからの講師体験、時代とアート、地域と作家etc・・・実体験をともなったリアリティのある言葉が飛び出します。
ご自身のプロジェクトのひとつ「駅家の木馬」のスライドショーを見ながら。
プロジェクトのパンフレットも頂きました。
事実をもとに白川さんが描き出したフィクションの物語。
物語としても、かなり面白いです。(来月たまたま前橋に行く予定の私には、ガイドとしても必読書に。)

白川さん、小泉さん、参加されたみなさまどうもありがとうございました。 
またどこかでお会いできればいいですね!


白川昌生(美術家)



広報 ハヤミマリヤ

2011/10/19

折り返し点です

おはようございます、地域広報のたかしまんです。

8日に開催して、はや12日。もう会期日程の半分以上を消化しています…あっという間でした。

お陰様でたくさんのお客様が足を運んで下さっています。ありがとうございます!


でも、まだまだ…あんまり地元の方々に認知されていないし、足を運んでもらえていない感じ。

それで、受付の傍ら広報活動もずっと続けていました。

今日は私から見た会場の様子と、広報活動の様子をご報告です。




10/9(日) 展覧会2日目

初日はハヤミさんの報告どおり、大変な来場者で大賑わいだった会場ですが、

翌日は落ち着いた感じ。ホッとするような、寂しいような。

でも、夕方にはまた賑わいを増して来ました。

この日は展覧会最初のイベント日!

ゲストの浅井隆さん(UPLINK代表)と参加作家の大木さん&のぎさんとのトークイベントです。

タイトルは「あなたは幾らもらえばカラダを売る事ができますか?」(…とっても刺激的なお題!!)

急遽、浅井さんよりタイトル変更を伝えられ、イベントチラシも新たに作り直しました。


 



















『どんな内容になるのかな…!?』受付でソワソワしていたら、夕方、浅井さんがいらっしゃいました。


ネームタグの奥に写るのが浅井さんです。

「代表」なんて肩書きがあるから、もっと堅い感じの雰囲気を想像していましたが、
Tシャツ姿で来場し、気さくにお客様に話しかけてくださるフランクな方でした。

トークイベント中は紙と筆記用具を使って、

参加者に「幾らなら自分のカラダを売るか?」など記入してもらったり、ワークショップのような雰囲気。

回収した記入用紙から垣間見ると、「カラダを売る」とは性的なことだけでなく、

「仕事をする時間=会社に対してカラダを売ってること」と捉えたりもしていたようです。

受付からはチョコッとしか聞こえなかったけど、震災後の話などにも言及していたり、

なかなか面白いトーク内容だった様子。

トークイベント終了後も、参加者の女性グループと浅井さんとのぎさんとで、

随分とお話に花が咲いていました。

そして「この辺の良いお店、紹介してよ」と、ご近所のお店へ呑みに行かれました。

ご紹介したお店に行ってくださったかなぁ…ありがとうございました!



この展覧会のチラシやポスターを貼ってくださったお店へのささやかなお礼として、

会場受付にお預かりしたお店のチラシを置いています。

時には「ドリンク一杯無料券」をくださった居酒屋さんも!

地蔵通り商店街マップもご用意しています。

会場を後にする際は、ぜひご近所のお店にも足を運んでみてくださいね。






 

10/10(月・祝) 展覧会3日目

土日祝日は、演劇ユニットのフクヤクラスさんが20分ほどの演劇を上演しています。

今日はその音漏れチェックと、ご近所さんへのご挨拶周り。

フクヤさんや西野さんは、出演俳優さん達に会場の色々な所から発声練習させて、

松の湯の外から音漏れチェックしていましたが、浴室からの声が結構気になった様子。


でも、ご近所さんからは特に苦情も出なかったようで、

同行した工藤さん共々、ホッとして帰ってきていました。

横の写真は、急遽「ご近所さん招待券」を作っている様子。

お近くに住む方々へご挨拶するだけでなく、

実際に展覧会に来て頂いて今回の企画を理解してもらおうという試み。

今のところ、利用者はゼロ…遊びに来て頂けると良いなぁ。



そうこうしている内に、発起人・工藤さんのお兄さんがやって来ました。



文京区にある有名和菓子店の、

美味しい豆大福を差し入れに持ってきて下さいました♪

早速お茶を入れて、お客様の少ない時間に皆でムシャムシャ。

豆のしょっぱさと餡のさっぱりとした甘さがとっても良いお味☆

ご馳走様でした、元気がでました。



 
 

そういえば、入れたお茶は地蔵通り商店街の「喫茶室 玉露園」さんご提供の梅こんぶ茶。

タニシKさんが作品製作のために玉露園の会長さんを取材した時に

ご来場のお客様への無償提供を申し出て下さいました。

ちゃんとお客様にもお出ししていますよ!

会長さんには、広報部の企画「おまえが表紙」でもお世話になっており、

御年80歳とは思えぬ、本当にありがたい存在です。

梅こんぶ茶は、お客様への対応や受付スタッフの都合などで、常に振舞える訳ではありませんが、

出来る限りこちらからお声掛けして、ご来場のお客様に梅こんぶ茶を提供しています。

奥の和室コーナーへお立ち寄りの際は、遠慮なくスタッフへお声掛けください。





ちなみに、この日は連休の最終日。

秋田から搬入のために上京中だった池田聖子さんが、

23日のアーティストトークまで秋田へ戻る…とのことで、トークイベント終了後に夜行バスで帰りました。

そして私の風邪が治らないのを気遣って、のど飴をプレゼントしてくれました。

本当にありがとうございます、お陰で今は元気ですよ!





10/12(水) 展覧会5日目

今日は受付係はお休み。

その代わりに、またもあちこちでチラシ配布へ行ってきました。

平日の客足が、正直寂しいのです。

アートや映画・演劇に興味のある若いアルバイトさんが多い、元の職場へコッソリ潜入したり、

都内の大学や行きつけのジャズ喫茶を再度訪ねて、チラシの減り具合を見たり。

江戸川橋駅にも、「チラシなら…」と貼りだしを許可して頂きました(駅員の皆様、ありがとうございます!)

ちょっとしたことだけど、何とか集客に繋げたいなぁ…



                ↑昔の職場に潜入・更衣室にチラシをベタベタ
← ジャズ喫茶は、使い古した機材の上がチラシ置き場に…


      ↑江戸川橋駅の構内にて・公共の啓発ポスターを貼る場所に、ちゃっかり「おまえは~」ミニポスター↑


ツイッターのコメントに

「近所を歩くと『おまえはどうなんだ』チラシがちらちら目に入るの。お花屋さんにもあったよ。」

というのを発見して、

『少しは効果があるみたい…自分の働きもまんざらではないのだ!』

と悦に入るのでした。

ちなみに「お花屋さん」とは早大通り角にある「花政」さん。

とっても素敵にチラシを飾ってくれています、わざわざ透明パネルに入れてくださってる↓

 

お花屋のご主人が「これからハロウィンだから、関連グッズの近くに置けば見てくれるでしょ?

と、気遣って下さいました。ありがとうございます、ホントに可愛い♪

皆様、会場や作家さんへお花のプレゼントをしてくださる場合は、花政さんをご利用してみて下さいませ。

ご主人はとっても親切で、「切り花の長持ちのさせ方」なんかも伝授して下さいます。





10/16(日) 展覧会9日目

今日で二回目の日曜日を迎え、先週よりもお客様が増えてきました。

関係者の友人・知人も多いのですが、

ご近所にお住まいの老夫婦が来場されたり、ふらりと立ち寄ってくださる方もチラホラいらっしゃいました。

やはり、前日の毎日新聞で記事に取り上げられたのは大きかったよう。


 

この日は広報スタッフに知人から差し入れが入り、

お客様や作家(このときはのぎすみこさん)・スタッフ入り混じり、

お茶とお菓子を頂きながら、ゆっくりと和室でお話するひとときも☆

お客様も楽しそうにのぎさんのお話を聞いたりしていました。

のぎさんは会期前半のほとんどで会場に足を運んでくださり、

積極的に来場者とお話して下さっていました。

工藤さんも、チラシや新聞などを見て来場された「一見さん」のようなお客様ほど

この展覧会を楽しんでもらおうと、丁寧に作品解説をしていました。




この日は夕方からアーティストトークがありました。

作家さんご自身が作品解説するとあって、来場者は皆さん参加されていました。

浴室にある池田拓馬さんの作品や脱衣所のフクヤクラスさんの解説になると、

たくさん居たお客様がみんな移動してしまい、受付には私一人がポツン…

そんな中、西村さんの作品解説は、ちょうど受付横にある写真の前で解説だったので

私も見ることが出来ました。

西村さんは直前まで福島に行っていらして、戻って早々アーティストトークの順番を任されたので、

大勢の人前での解説という状況もあってか、とても緊張されてました。

作家の皆様、お疲れ様でした。

この日は19時からもフクヤクラスさんの「メゾン・ド・マグノリア」の上演もあり、

イベント料金ではなくても色々と楽しめる日で、お客様にとってはかなりお得な日だったと思います。




…いかがでしたか?

このように毎日ちょっとずつ、違うイベントをご用意しています。

今週の金曜日(21日)も急遽、フクヤクラスさんがちょっとしたパフォーマンスを披露することになりました。

初めての来場者はもちろん、何度いらしても喜んで頂ける工夫も、

そして美術鑑賞初心者の皆様にも楽しんで頂ける工夫も、もっともっとやっていかなければ!

昨日の休館日でスタッフも英気を養い、新たな気持ちであと半分、頑張ります。

ピンクのチラシを見かけたら、ぜひ会場まで足をお運びください。

応援よろしくお願いします!



投稿:たかしまん

2011/10/18

10/16 アーティストトーク




16日におこなわれたアーティストトーク、
この日は毎日新聞の掲載を見て来てくださった方も結構いらっしゃいましたね。

 参加作家は黒野裕一郎、西村知巳、池田拓馬、岸井大輔、フクヤクラス、工藤春香。
作家ごとに作品について、普段の考えについてを熱く、静かに、淡々と・・・
それぞれのスタイルで語りました。

作家と直接話をすることで、作品への理解を深める機会になったと思います。

次回のアーティストトークは23日(日)です。ぜひふるってご参加ください。!