2011/10/19

折り返し点です

おはようございます、地域広報のたかしまんです。

8日に開催して、はや12日。もう会期日程の半分以上を消化しています…あっという間でした。

お陰様でたくさんのお客様が足を運んで下さっています。ありがとうございます!


でも、まだまだ…あんまり地元の方々に認知されていないし、足を運んでもらえていない感じ。

それで、受付の傍ら広報活動もずっと続けていました。

今日は私から見た会場の様子と、広報活動の様子をご報告です。




10/9(日) 展覧会2日目

初日はハヤミさんの報告どおり、大変な来場者で大賑わいだった会場ですが、

翌日は落ち着いた感じ。ホッとするような、寂しいような。

でも、夕方にはまた賑わいを増して来ました。

この日は展覧会最初のイベント日!

ゲストの浅井隆さん(UPLINK代表)と参加作家の大木さん&のぎさんとのトークイベントです。

タイトルは「あなたは幾らもらえばカラダを売る事ができますか?」(…とっても刺激的なお題!!)

急遽、浅井さんよりタイトル変更を伝えられ、イベントチラシも新たに作り直しました。


 



















『どんな内容になるのかな…!?』受付でソワソワしていたら、夕方、浅井さんがいらっしゃいました。


ネームタグの奥に写るのが浅井さんです。

「代表」なんて肩書きがあるから、もっと堅い感じの雰囲気を想像していましたが、
Tシャツ姿で来場し、気さくにお客様に話しかけてくださるフランクな方でした。

トークイベント中は紙と筆記用具を使って、

参加者に「幾らなら自分のカラダを売るか?」など記入してもらったり、ワークショップのような雰囲気。

回収した記入用紙から垣間見ると、「カラダを売る」とは性的なことだけでなく、

「仕事をする時間=会社に対してカラダを売ってること」と捉えたりもしていたようです。

受付からはチョコッとしか聞こえなかったけど、震災後の話などにも言及していたり、

なかなか面白いトーク内容だった様子。

トークイベント終了後も、参加者の女性グループと浅井さんとのぎさんとで、

随分とお話に花が咲いていました。

そして「この辺の良いお店、紹介してよ」と、ご近所のお店へ呑みに行かれました。

ご紹介したお店に行ってくださったかなぁ…ありがとうございました!



この展覧会のチラシやポスターを貼ってくださったお店へのささやかなお礼として、

会場受付にお預かりしたお店のチラシを置いています。

時には「ドリンク一杯無料券」をくださった居酒屋さんも!

地蔵通り商店街マップもご用意しています。

会場を後にする際は、ぜひご近所のお店にも足を運んでみてくださいね。






 

10/10(月・祝) 展覧会3日目

土日祝日は、演劇ユニットのフクヤクラスさんが20分ほどの演劇を上演しています。

今日はその音漏れチェックと、ご近所さんへのご挨拶周り。

フクヤさんや西野さんは、出演俳優さん達に会場の色々な所から発声練習させて、

松の湯の外から音漏れチェックしていましたが、浴室からの声が結構気になった様子。


でも、ご近所さんからは特に苦情も出なかったようで、

同行した工藤さん共々、ホッとして帰ってきていました。

横の写真は、急遽「ご近所さん招待券」を作っている様子。

お近くに住む方々へご挨拶するだけでなく、

実際に展覧会に来て頂いて今回の企画を理解してもらおうという試み。

今のところ、利用者はゼロ…遊びに来て頂けると良いなぁ。



そうこうしている内に、発起人・工藤さんのお兄さんがやって来ました。



文京区にある有名和菓子店の、

美味しい豆大福を差し入れに持ってきて下さいました♪

早速お茶を入れて、お客様の少ない時間に皆でムシャムシャ。

豆のしょっぱさと餡のさっぱりとした甘さがとっても良いお味☆

ご馳走様でした、元気がでました。



 
 

そういえば、入れたお茶は地蔵通り商店街の「喫茶室 玉露園」さんご提供の梅こんぶ茶。

タニシKさんが作品製作のために玉露園の会長さんを取材した時に

ご来場のお客様への無償提供を申し出て下さいました。

ちゃんとお客様にもお出ししていますよ!

会長さんには、広報部の企画「おまえが表紙」でもお世話になっており、

御年80歳とは思えぬ、本当にありがたい存在です。

梅こんぶ茶は、お客様への対応や受付スタッフの都合などで、常に振舞える訳ではありませんが、

出来る限りこちらからお声掛けして、ご来場のお客様に梅こんぶ茶を提供しています。

奥の和室コーナーへお立ち寄りの際は、遠慮なくスタッフへお声掛けください。





ちなみに、この日は連休の最終日。

秋田から搬入のために上京中だった池田聖子さんが、

23日のアーティストトークまで秋田へ戻る…とのことで、トークイベント終了後に夜行バスで帰りました。

そして私の風邪が治らないのを気遣って、のど飴をプレゼントしてくれました。

本当にありがとうございます、お陰で今は元気ですよ!





10/12(水) 展覧会5日目

今日は受付係はお休み。

その代わりに、またもあちこちでチラシ配布へ行ってきました。

平日の客足が、正直寂しいのです。

アートや映画・演劇に興味のある若いアルバイトさんが多い、元の職場へコッソリ潜入したり、

都内の大学や行きつけのジャズ喫茶を再度訪ねて、チラシの減り具合を見たり。

江戸川橋駅にも、「チラシなら…」と貼りだしを許可して頂きました(駅員の皆様、ありがとうございます!)

ちょっとしたことだけど、何とか集客に繋げたいなぁ…



                ↑昔の職場に潜入・更衣室にチラシをベタベタ
← ジャズ喫茶は、使い古した機材の上がチラシ置き場に…


      ↑江戸川橋駅の構内にて・公共の啓発ポスターを貼る場所に、ちゃっかり「おまえは~」ミニポスター↑


ツイッターのコメントに

「近所を歩くと『おまえはどうなんだ』チラシがちらちら目に入るの。お花屋さんにもあったよ。」

というのを発見して、

『少しは効果があるみたい…自分の働きもまんざらではないのだ!』

と悦に入るのでした。

ちなみに「お花屋さん」とは早大通り角にある「花政」さん。

とっても素敵にチラシを飾ってくれています、わざわざ透明パネルに入れてくださってる↓

 

お花屋のご主人が「これからハロウィンだから、関連グッズの近くに置けば見てくれるでしょ?

と、気遣って下さいました。ありがとうございます、ホントに可愛い♪

皆様、会場や作家さんへお花のプレゼントをしてくださる場合は、花政さんをご利用してみて下さいませ。

ご主人はとっても親切で、「切り花の長持ちのさせ方」なんかも伝授して下さいます。





10/16(日) 展覧会9日目

今日で二回目の日曜日を迎え、先週よりもお客様が増えてきました。

関係者の友人・知人も多いのですが、

ご近所にお住まいの老夫婦が来場されたり、ふらりと立ち寄ってくださる方もチラホラいらっしゃいました。

やはり、前日の毎日新聞で記事に取り上げられたのは大きかったよう。


 

この日は広報スタッフに知人から差し入れが入り、

お客様や作家(このときはのぎすみこさん)・スタッフ入り混じり、

お茶とお菓子を頂きながら、ゆっくりと和室でお話するひとときも☆

お客様も楽しそうにのぎさんのお話を聞いたりしていました。

のぎさんは会期前半のほとんどで会場に足を運んでくださり、

積極的に来場者とお話して下さっていました。

工藤さんも、チラシや新聞などを見て来場された「一見さん」のようなお客様ほど

この展覧会を楽しんでもらおうと、丁寧に作品解説をしていました。




この日は夕方からアーティストトークがありました。

作家さんご自身が作品解説するとあって、来場者は皆さん参加されていました。

浴室にある池田拓馬さんの作品や脱衣所のフクヤクラスさんの解説になると、

たくさん居たお客様がみんな移動してしまい、受付には私一人がポツン…

そんな中、西村さんの作品解説は、ちょうど受付横にある写真の前で解説だったので

私も見ることが出来ました。

西村さんは直前まで福島に行っていらして、戻って早々アーティストトークの順番を任されたので、

大勢の人前での解説という状況もあってか、とても緊張されてました。

作家の皆様、お疲れ様でした。

この日は19時からもフクヤクラスさんの「メゾン・ド・マグノリア」の上演もあり、

イベント料金ではなくても色々と楽しめる日で、お客様にとってはかなりお得な日だったと思います。




…いかがでしたか?

このように毎日ちょっとずつ、違うイベントをご用意しています。

今週の金曜日(21日)も急遽、フクヤクラスさんがちょっとしたパフォーマンスを披露することになりました。

初めての来場者はもちろん、何度いらしても喜んで頂ける工夫も、

そして美術鑑賞初心者の皆様にも楽しんで頂ける工夫も、もっともっとやっていかなければ!

昨日の休館日でスタッフも英気を養い、新たな気持ちであと半分、頑張ります。

ピンクのチラシを見かけたら、ぜひ会場まで足をお運びください。

応援よろしくお願いします!



投稿:たかしまん

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